ニュースリリース|トピックス| 2026年02月08日(日)
北朝鮮で最大の政治イベントである朝鮮労働党第9回大会が2月下旬に開催されます。5年ぶりに開かれる今回の党大会で北朝鮮は今後5年間の対内外政策を決定します。北朝鮮第9回党大会の主な見どころは何でしょうか。
5年に一度開催される党大会は労働党の最高意思決定機関であり、党の司令塔である党中央委員会委員と全地域の党組織から選抜された代表など約5000人が参加します。党大会の最も重要な注目点は、労働党最高指導者である「総書記」の選出です。例外なく今回も満場一致の賛成で金正恩国務委員長を労働党総書記に再推戴する見通しです。
二つ目の注目点は労働党規約改正で、「民族」「統一」などの表現が削除されるかに関心が集まっています。現行の党規約は「祖国の平和統一」と「民族の共同繁栄」も労働党の闘争目標だと明記しています。
しかし、北朝鮮は今回改正する規約で南北関係を「敵対的な二国家関係」と明文化する可能性が非常に高いです。
<朝鮮中央TV>「われわれは明確に、我々と韓国が国境を隔てた異質であり、決して一つになることのできない二つの国家であることを国法で固定化するだろう」
また、北朝鮮は今回の党大会でアップグレード版の「核武力強化」政策を提示すると見られます。実際、金委員長は第9回党大会で「核武力と通常戦力の並進政策」、すなわち「北朝鮮版CNI」戦略を打ち出すと予告していました。
<朝鮮中央TV>「朝鮮労働党第9回大会は、国の核戦争抑止力を一層強化するための次の段階の構想を明らかにすることになるだろうと…」
金正恩政権の重点事業である地方開発政策を含む「経済発展5カ年計画」も決定する見通しです。
一方、党大会で注目すべき対南・対米メッセージは出ない可能性が指摘されています。
北朝鮮が現在、韓国に対しては徹底した「無視」戦略を駆使し、米国に対しては最大限刺激しない方針を維持しているためです。北朝鮮の直接的な対米メッセージは、2026年4月に予定されている米中首脳会談の結果まで見極めた後でなければ出ないという観測が出ています。
聯合ニュースTV