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北朝鮮で進む工場の現代化—鶏工場

ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2024年12月27日(金)

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 最近、近代的に建設されたクァンチョン鶏工場は、朝鮮の養鶏部門の模範、標準工場として知られている。平壌市人民委員会家禽指導局のチョン・グムソン部員にその理由について聞いた。

 

————クァンチョン鶏工場はどのような工場ですか。

 

 2024年1月23日に操業を開始した工場は、黄海北道黄州郡に位置している。工場は基本生産区域、種金生産区域、2つの補助生産区域に分かれている。

 

 基本生産区域には、肉用鶏、卵用鶏などを飼育する鶏舎と卵収集室、衛生通過室がある。種金生産区には、種金覚醒室と衛生通過室、そして肉用種鶏と肉用種鶏、肉用種鶏候補鶏、卵用種鶏、卵用種鶏候補鶏を飼育する鶏舎がある。

 

 補助生産区には、各種飼料生産場と肉、卵の保管庫などが近代的に整備されている。

 

————工場の特徴は?

 

 第1に、工場は生産の全工程が自動化されており、従業員は現場に設置された系統別自動操縦装置の操作と現場監視のみを行っている。

 

 第2に、ビタミン、たんぱく質、ミネラルなどが豊富な栄養価の高い飼料が鶏の餌に供給され、肉と卵の品質が高い。

 

 第3に、生産過程で出る鶏糞を複合微生物肥料に転換し、鶏の毛も超高温熱処理で微分化して鶏の飼料に再利用するなど清潔な工場だ。

 

 第4に、生産過程で発生する汚水と汚空気は、生物濾過沈殿池で沈殿濾過及び吸着の方法で処理し、環境保護水準が高く、衛生防疫が厳しい工場でもある。

 

 第5に、この工場地区はには、近代的でコンパクトな従業員の住居が立ち並び、工場内にはホテルクラスの労働者宿舎もあり、工場敷地内には労働者のための生活条件、文化条件が十分に整っている。

 



  • 鶏工場の研究員

  • 鶏工場の住居地区

  • 鶏工場全景

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