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植樹が盛んに行われている北朝鮮

ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2024年11月01日(金)

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 朝鮮では現在、秋季国土管理総動員事業をきっかけに全国各地で祖国の山川をより美しく、より素晴らしいものに変えるための秋季植樹が盛んに行われている。森林研究院森林造成学研究所の康恩燮室長に話を聞いた。

――植樹の現状について知りたい。

 今は植樹の季節だ。朝鮮各地では、国のすべての山を宝物、黄金山に転化させるために、自地の土壌条件に適合し、地方経済発展に貢献できる樹種の木を植えている。

 各地の苗床では、苗木生産の科学化、工業化、集約化水準を高めるための闘争に拍車をかけ、地方の気候風土に適し、経済的価値の高い苗木生産を増やすとともに、原生林緑化に適した苗木も多く育てた。

 平安南道では、苗床の知力を高め、肥培管理を科学技術的に進め、松、楡をはじめとする樹種の良い苗木を何百万本も確保し、植樹単位に送っている。

――植林で重視している問題は何か。

 植林を科学的に進め、道路や農村住宅の周辺に樹種が良くて早く育つ木を多く植え、植林率を高めることが重要だ。各地では、一軍の責任感を高めることに力を注ぎ、その地方の実情に即して植樹計画を綿密に立て、植樹を定性的に行うよう要求している。植えた後は、肥培管理をしっかり行い、定着率を高めている。

 また、すべての作業員と労働者が秋の植樹方法をよく知っていることが重要である。秋季には、植えた木の水分状態に影響を与える気温が徐々に下がり、土壌の水分状態も安定するため、木は栄養分を多く貯蔵し、地中の水分を十分に吸収し、根が活発に成長する。

 朝鮮では標高によって気温と地温、木の季節感が異なるため、低山地と中山地、高山地に分かれ、秋の植樹を異なる時期に行う。

 また重要なのは、経済的価値が大きく、地方経済発展に貢献できる樹種の木を選択することである。

 実例として、銀川郡では、党の地方発展政策を貫徹するために、油木林造成事業を方法論的に進めている。同郡では、約200ヘクタールの油栗林をさらに増やすという目標を立て、数万本の油栗を植えている。壁城郡では、油栗林を多く造成する目標を設定し、必要な樹種を十分に確保し、植林を科学技術的に進めている。



  • 国土管理事業をアピールする宣伝画

  • 平壌市松花通り

  • テチョン郡山林経営所

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