ニュースリリース|トピックス| 2024年10月08日(火)
2024年10月7日『ハンギョレ』
文正仁・延世大学名誉教授寄稿
イム・ジョンソク元大統領秘書室長は、韓国と北朝鮮が別々の国家として平和共存することを提案し、憲法第3条の領土条項の削除または改正を主張した。この発言は、韓国国内で大きな波紋を呼び、政治家や脱北者からの批判を受けた。
イム氏の提案は、現実的な制約を考慮したものであり、過去の韓民族共同体統一案と大きく変わらないとされている。しかし、北朝鮮側がこの提案を受け入れる可能性は低く、韓国政府も方向転換する見込みはない。
イム氏の発言は、統一理想論と現実論の間の乖離を埋めるきっかけになることが期待されている。
〈全文〉
朝鮮半島統一、その理想論と現実論