ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2024年08月03日(土)
首都平壌にそびえ立つ松花通り、華城通り、林興通りをはじめ、雄大にそびえ立つ建築物には、平壌建築大学の研究者たちの研究成果が具現化されている。平壌建築大学建築設計研究所所長の傅賢建氏に話を聞いた。
――平壌建築大学について紹介してほしい。
1953年10月1日に創立された平壌建築大学は、国の建築発展を担う柱を育て、時代の記念碑を立ち上げるのに特色ある貢献をした主体的建築人材育成の原産地であり、歴史ある建築科学研究拠点だ。
2013年11月、平壌建築大学を訪問された金正恩総書記は、大学の名誉学長となり、大学が社会主義文明国建設に貢献する強力な集団となるように導いた。
総書記同志の領導により、平壌建築大学は建築部門の学術、情報、資料サービス、遠隔教育の中心基地へと転換された。
――大学の役割と成果は何か。
国の建築人材養成の原産地である平壌建築大学では、毎年多くの建築人材を輩出している。主体性、人民性、先進性に一貫したわが国の建築の発展史を証言している偉大な記念碑的建築物には、平壌建築大学の教職員と学生の功績が刻まれている。
大学は近年、平壌市生活住宅建設をはじめとする数多くの重要な建設対象の建築形成案を完成し、時代の記念碑的創造物を建てるのに貢献している。
大学の教員、研究者たちは乾式工法と建材国産化研究で提起される科学技術的問題を解決するなど、国の建築発展を力強く推し進めるための研究活動を活発に展開している。
大学では、市、郡に建設される数十の地方工業工場に対する鳥瞰図と建築設計を完成し、市、郡の食品工場の暖房、空調、無菌、無進化を実現することをはじめ、さまざまな対象課題の研究事業に力を注いでいる。当研究所は重要な対象設計を完成し、現実に導入するのと同時に、発展する建築トレンドに合わせた建築設計技術を研究している。
私たちは華城地区3段階1万世帯の住まいの集合設計を担当し、完成したのに続き、建設対象に対する現場技術支援を行うと同時に、建築情報モデル化技術開発事業を推進している。2024年5月に行われた「第21回5.21建築祝典」では、当研究所で研究開発した建築設計形成案「革新」「自彊力」と「建築情報モデル化支援プログラム2024」が高い評価を受けた。