ニュースリリース|トピックス| 2024年06月29日(土)
韓国国民の約7割が、韓国独自の核武装に賛成していることがわかった。
韓国・統一研究院が2024年6月27日に公開した統一意識調査の結果によれば、回答者の66%が北朝鮮が核を放棄しなければ、韓国も核兵器を保有すべきだという主張に同意すると答えた。核武装に賛成する比率は、2021年に71.3%を記録してから最高になると、統一研究院は説明する。
今回の調査は、北朝鮮とロシアが軍事同盟を復元する条約を締結する4~5日前に実施された。
経済制裁を強化することで非核化を達成できるかという質問には、15.4%が「可能だ」と回答した。一方、64.3%は、北朝鮮が核を放棄するまでには至らないと悲観している。北朝鮮が核・ミサイルを外交的手段としてのみ活用し、韓国を実際に攻撃しないとう天には31.3%が同意した。これは2017年調査の54.9%から大きく下がっている。
在韓米軍の駐屯と核兵器保有のうちどちらを選択すべきかという質問には、「核兵器を選択する」との回答が44.6%、40.6%が在韓米軍を選択した回答者よりわずかながら上回った。
(2024年6月28日『ソウル経済』)