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教育内容の改善に努める北朝鮮

ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2024年06月10日(月)

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 朝鮮各地の教育現場では、教育内容と方法をより具体化、多様化、実用化するための事業が力強く進められている。教育省のホン・ドヨン副局長に話を聞いた。

――朝鮮で教育を世界先進水準に合わせるために取っている国家的措置はどのようなものか。

 
現代社会主義の全面的発展のために党と国家が核心として掲げている政策的課題は、国の教育を世界先進水準に早く引き上げることである。2023年6月16日に行われた党中央委員会第8期第8回総会では、教育機関と教育力量、教育課程、教育手段をはじめとする教育のすべての要素と部門を合理的に構成し、教育構造を先進的な教育ができるように改め、教育内容と方法を革新し、教員陣営を強化するとともに、教育条件と環境を改善するための課題を提示した。

 国の教育を世界先進水準に早く引き上げるという政策的課題を遂行するために、朝鮮では学術一元化事業をはじめ、経験と成果を共有する機会と場をより多く造成・拡大し、先取り、習い、学習、経験交流運動を活発に展開している。

 教育部門では、学術一元化事業とともに、教育水準の差を減らすための事業を着実に進めている。

――最近、教育事業で成果を上げている単位を紹介してほしい。

 
首都平壌にある西城区上信初級中学校を例に挙げることができる。この学校では教員の資質を高め、新しい教授方法を教育実践に導入するための事業を着実に進めている。

 学校では最近、啓発式、探究式、討論式の学習方法を積極的に創造導入している。過去、数学や自然科学科目では、教員が作った模型や可動式教材を使って授業を行うことが多かったが、今は学生に直接作って体験させ、その体験を通じて原理を認識させる方法で教授を行っており、その効果は非常によい。

 2023年に行われた全国的な学科コンテストで、本校の学生は優秀な成績を収めた。この経験に基づき、学校では教員の教授基準を高く設定し、彼らのレベルを高めている。

 全教員が専攻科目はもちろん、林間科目や数学、外国語などの科目に精通し、学生の課外学習指導ができるレベルと能力を身につけるために努力している。学校では、教授合評会と教授参観が教員の資質を向上させるための実質的な助けとなるように配慮している。最近だけでも、学校では10人余りの教員が模範教員の栄誉を受けた。



  • 模範授業を参観する教員たち。

  • 小学校の外国語教育。

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