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北朝鮮の食品工場・地方の現状は

ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2024年01月22日(月)

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 鴨緑江総合食品工場で新製品開発が進められていることについて、工場長のムン・チョルウ氏(48歳)に話を聞いた。

――工場で人民が好む新製品開発で成果を上げていると聞きましたが、それについて教えてほしい。

 
われわれの工場では、人々の要求と志向を絶対的な基準として、美味しくて栄養価の高いさまざまな食料品を開発生産するための事業を推進している。道内にある多種にわたる天然素材を利用した新製品開発の基本的なやり方を人材の潜在力強化に求め、技術者、技能工を主軸に自社の技術力を絶えず強化している。

 科学技術普及室の運営を正常化し、従業員に味と栄養価の高いさまざまな食品を開発するための事業に積極的に参加させ、この過程で多くの成果が達成された。果物の甘露煮、小麦粉、昆布加工品など多様な生産工程を新たに確立し、発酵酢製造設備、速攻キャンディー成形機、焼酎蒸留機を改造するなど設備を近代化し、製品の品質を向上させた。

――工場で開発した製品について教えてください。

 地方で採れた原料に基づく果物香りの総合菓子、豆菓子、イチゴ香りの重ね菓子、団雪、発酵酢など、人民が好むいろんな食料品を開発・生産している。とくに、朝鮮民主主義人民共和国特許に登録された浮遊豆栄養飴は、人々の疾病予防と健康増進に寄与できる天然健康製品として、その好評と需要が大きい。

 このほか、工場では女性の健康食品である金糖化発酵草飲料、子供の成長発達に効果的な粒状栄養片揚げなど、年齢別、性別、好みに応じたさまざまな機能性食品を生産している。工場で生産した多種にわたる食品は「春節全国商品展示会-2023」で1位を獲得し、過去の展示会や科学技術祝典でも優秀な評価を受けた。

――道内の他の食品工場の実態はどうか。

 全国の市、郡の食品工場で食料品開発と生産性の成果を拡大し続けている。とくに、長城食品工場、長城郡食品加工工場では、自県の山の果実や山菜を利用して飲料、団子、菓子をはじめとする食品生産を積極的に増やしており、構成市食品工場でも自県の原料、資材を積極的に利用して人民が好む食品を生産している。



  • 鴨緑江総合食料工場

  • 工場内の生産状況

  • ムン・チョルウさん

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