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学用品の生産に拍車をかける北朝鮮

ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2023年09月10日(日)

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 朝鮮労働党中央委員会第8期第6回総会の結果を受けて、ランドセルをはじめとする学用品生産が推進されている。これについて、平壌鞄工場支配人のキム・ソンヒ氏に話を聞いた。

――各地の軽工業工場で学生の制服、カバン、学用品の生産を急いでいるという報道を聞いたが、工場の現状について説明してほしい。

 工場では2023年4月に開催された各地のバッグ工場の品質評価会で得られた経験と技術を生産実践に積極的に導入している。製品の品質向上と原価節減の基本方策を技術者、技能陣に増やすことに求め、数十人の大学卒業生を中心に自社の技術力を強化している。2023年も数十人の従業員が、韓徳銖平壌軽工業大学をはじめとするさまざまな遠隔教育大学に入学して勉強している。

 科学技術普及室の運営事業を正常化し、労働者たちが新たな特色あるバッグを作るための図案創作に積極的に参加させた。この過程で10数件の図案が生産に導入された。

 独自の技術力で樹脂圧縮成形機、バッグ品質試験機を新たに製作し、学生バッグの品質を向上させたほか、固定裁断機、樹脂乾燥機の製作など技術革新を推進している。その結果、小学校、大学の新入生に供給するバッグの生産を前倒しして結束した。

――学用品、制服など関連ユニットの生産実績についても知りたい。

 国家的に重要な政策的問題となっている学生制服、学用品生産については、関連部門としてつねに深い関係を持ち相互のコミュニケーションをよく取っている。平壌市や黄海道、羅先市など全国各地の被服工場では、より具体化された体裁指導書に基づき、学生服の生産を急いでいる。

 現在、全国的に小学校3年生の女子の夏服の供給が始まり、初級、高級中学校1年生の学生服の生産が盛んに行われている。龍峰学用品工場、ソナム学用品工場でも、「ひまわり」「鶴」学用品の品質向上に向けた事業を積極的に展開している。
 



  • キム・ソンヒ支配人

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