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韓国の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領は8月15日の光復節（日本による植民地支配が終わった日）に「共産主義全体主義を盲信し、扇動で世論を歪め、社会を撹乱する反国家勢力が依然として暴れている」と述べた。

また、「日本は今や私たちと普遍的な価値を共有し、共同の利益を追求するパートナーだ」とも述べた。尹大統領は光復節記念式の祝辞の中で、「独立運動は国民が主人である国、自由と人権、法治が尊重される自由民主主義国家を作るための建国運動だ。われわれの独立運動は人類全体の観点からも普遍的で正義だった」とも述べた。

さらに尹大統領は、「独立運動は主権回復後、経済発展と産業化、民主化につながり、今では独立運動の精神が世界市民の自由・平和・繁栄のために国際社会で責任と貢献を果たす世界的な中枢国家のビジョンへとつながっている」と述べた。

そのうえで「今、世界市民の自由、平和、繁栄に責任を持って貢献しなければならない歴史的宿命を喜んで受け止めなければならない。そのために、昔、自由を求めて出発した旅はこれからも止まることなく続けなければならない」と訴えた。（ソウル新聞2023年8月15日）

尹大統領は「共産主義全体主義を盲従し、操作扇動で世論を歪め、社会を撹乱する反国家勢力が依然として活躍している。自由民主主義と共産主義全体主義が対決する分断の現実で、反国家勢力の蠢動は簡単に消えないだろう」と述べた。

尹大統領は「全体主義勢力は自由社会が保障する法的権利を十分に活用して自由社会を妨害し、攻撃してきた。これこそが全体主義勢力の生存方法だ」と述べた。

続けて「共産主義全体主義勢力は常に民主主義運動家、人権運動家、進歩（革新）主義行動家を装い、虚偽の扇動と卑劣で卑劣な工作を繰り返してきた」とし、「決してこのような共産主義全体主義勢力、その盲従勢力、追従勢力に騙されたり屈服してはならない」と強調した。

そのうえで「自由民主主義は必ず勝利するという信念と確信、そして共にする連帯の精神が非常に重要だ」と述べた。

一方、日本に対しては「日本は今や私たちと普遍的な価値を共有し、共通の利益を追求するパートナーだ。韓日両国は安全保障と経済の協力パートナーとして未来志向的に協力し、交流しながら世界の平和と繁栄に共に貢献できるだろう」と述べた。

韓米同盟については「普遍的な価値で結ばれた平和の同盟であり、繁栄の同盟」とし、「韓半島と地域内で韓米日安保協力の重要性が日々高まっている」と強調した。

続けて、「北朝鮮の核とミサイルの脅威を根本的に遮断するためには、韓米日3国間で緊密な偵察資産と北朝鮮の核ミサイル情報のリアルタイムでの共有が行われるべき。日本が国連司令部に提供している7カ所の後方基地の役割は、北朝鮮の南侵を遮断する最大の抑制要因」と述べた。 

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