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子ども・育児政策で乳製品の生産拡大に注力する北朝鮮

ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2023年07月02日(日)

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 朝鮮の科学研究単位と各道、市、郡で朝鮮労働党の育児政策を科学的に一貫して執行している。医学研究院の子ども栄養管理研究所のシム・ウンヨン研究者の話を聞いた。

――朝鮮労働党の育児政策執行のための科学研究事業はどうなっているか。

 
最近、私たちの研究所では、子ども補充栄養時期である6カ月から12カ月の間を「子どもの成長にとって重要な時期」とし、このような時期に合う栄養管理方法を科学的に追求する事業を行い、成果を上げた。

 保育所と幼稚園の子どもたちの成長発育を年齢別、栄養学的に科学化するための子ども栄養管理案内指導書を作成した。ここに健康管理問題を新たに添付し、それを科学化するための研究も深化しているが、成果が大きい。これにより保健、保育に関する幹部らが、年齢別に子ども栄養管理を科学化できる技術的担保が設けられた。

――他の科学研究単位では、育児政策を行うためにどのような成果が成し遂げられているのか。

 食料日用研究院発酵研究所にある「新乳生産用粉乳乳菌菌生産基地」で生産を活性化している。国家が負担して全国すべての子どもたちに乳製品をはじめとする栄養食品を供給するうえで、粉乳酸菌の生産正常化が持つ重要性がとくに強調されている。粉乳酸菌を利用すれば、高品質の栄養価の高い新乳を作って子供たちに供給することができる。

 このために高活性粉乳酸菌を作り、生産効率、衛生安全性を最大に高めることができる粉乳酸菌生産方法を確立し、数万トンの新乳生産用粉乳酸菌を全国の市、郡に送ってくれた。

 一方、国家科学院微生物学研究所では、乳加工に必要な活性が高く安定性の良いヨーグルト種菌を開発した。研究所のヨーグルト種菌生産工程で開発生産した種菌がこれまで数十単位に導入され、国家に多くの利益を与え、この技術は昨年国家科学技術成果導入証を授与された。

 国家科学院の咸興分院でも乳粉生産能力が高く、電気を使わない小型設備を製作し、外津山間地域でも品質の良い乳粉を自ら生産できるようにした。他にも、江界塩小牧場、魚朗郡塩小牧場、清津市塩小牧場で乳粉生産工程を作り、乳粉の質的指標改善のための技術革新案を創案導入している。

 黄海北道農村経理委員会ウンジョン畜産農場では、流体式乳粉生産共正確立てで新乳、乳粉生産量をさらに増やすことができるようにした。



  • 咸鏡南道の乳油性品生産基地

  • 黄海来た道の乳製品生産基地

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