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43.ビナロンとは何か

朝鮮に対する理解 経済編| 2016年06月12日(日)

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 ポリビニールアルコールで作られた合成繊維であるビナロンは、朝鮮のリ・スンギ博士(1905〜96年)が30年代に発明した化学繊維だ。

 ビナロンはカーバイドだけあれば生産できるが、朝鮮にはそれを生産するために非圧ような石灰石と無煙炭が無尽蔵にある。
白色の輝きがあるビナロン綿で編まれた生地は丈夫で暖かく、他の合成繊維の生地より湿気をよく吸収する。また酸やアルカリに強く、カビなどの微生物の影響をほとんど受けない。

 朝鮮の2.8ビナロン連合企業所では、質のよいビナロン綿と無機・有機化学製品、高分子化学製品、精密有機化学製品が生産されている。ビナロン中間体か ら苛性ソーダ、塩化ビニール、酢酸ビニール、塩酸、触媒をはじめ400種類もの化学製品が生産される。効能のある除草剤や差駐在など農薬や染料も生産され ている。


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