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29.鉛、亜鉛の資源量はどれほどあるか

朝鮮に対する理解 経済編| 2016年06月12日(日)

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 朝鮮は鉛や亜鉛資源が豊富な国だ。屈指の有色金属鉱物生産基地の一つである検徳(コムドク)鉱業連合企業所がある咸鏡南道瑞川市の検徳地区だけ見ても、 鉛や亜鉛鉱石が数億トン以上埋蔵されており、金属含有量としては数千万トンに達する。深部・周辺探査を深めれば、埋蔵量ははるかに増えるものと思われる。

 主要鉱石鉱物は閃亜鉛鉱と方鉛鉱であり、他にも黄銅鉱、黄鉄鉱をはじめとする50数種類の鉱物がある。閃亜鉛鉱や方鉛鉱の中には水銀やカドミウム、インジウム、ゲルマニウムなどいくつかの有用な元素が入っている。

 朝鮮で金の産地とされる検徳地区は鉱石埋蔵区域が集中しており、投資の効果性がとても高い。

 平安南道の成川(ソンチョン)鉱山、黄海北道の銀波(ウンパ)鉱山をはじめ各地にも大規模な鉛や亜鉛鉱山があり、その他多くの地域にも鉛、亜鉛資源が豊富に埋蔵されており、まだ開発されていない鉛、亜鉛鉱床も多い。


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