鮮に対する理解 <政治編>

17.党の領導体系はどのような体系か

朝鮮に対する理解 政治編| 2016年06月19日(日)

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 党の領導体系は社会主義政治において労働党の領導的地位と役割を保障する政治体系だ。

 党の領導体系は党の領導の下に革命と建設を進める制度と秩序だ。言い換えれば、党の路線と政策、決定、指示にしたがって全党と全社会がともに動く制度と秩序だ。

 党の領導体系において重要な内容となっているのは、まず労働階級の党が唯一的な執権党となる政治制度だ。
朝鮮には執権党としての朝鮮労働党とともに、民主主義政党もある。

 しかし、この党は朝鮮労働党と政権を争う党ではなく、根本的な利害関係をともにしながら朝鮮労働党を支持し助ける党となっている。

 帝国主義政治家が社会主義朝鮮で朝鮮労働党が唯一的な執権党となっていることを指摘し、「一党独裁」「党の独裁」と誹謗中傷することは、資本主義社会での多党制を美化粉飾し、社会主義朝鮮を内部から崩壊させるために持ち出した詭弁である。

 党の領導体系において重要な内容となっていることはまた、各級党委員会が集合体的指導体系を打ち出していることだ。

 各級党委員会の集合体的指導体系は、すべての国家機関、すべての組織が例外なく該当党委員会の指導の下に事業を行うようにする指導体系であり、該当単位で提起されるすべての重要な問題が必ず党委員会の集合体的討議の下に組織・執行されるようにする指導体系だ。

 朝鮮において党組織は、すべての部門、すべての単位に組織されており、中央から下部末端に至るまで、党の統一的な領導体系となっている。


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