鮮に対する理解 <経済編>

63.自然流式水路建設はどのように進められているのか

朝鮮に対する理解 経済編| 2016年06月12日(日)

Facebook

 高い場所から低い場所へと流れる水の自然的性質を利用した自然流式水路は、朝鮮の海外の歴史に置いて新たな道を切り開いた灌漑方法だ。

 代表的な自然流式水路は、价川・テソン湖水路、白馬・チョルサン水路、ミルボル水路だ。

 2002年に完成した价川・テソン湖水路は、わずか23メートルの低い標高差で150キロメートルを流れる水路であり、平安南道、平壌市、南浦市の15の市・郡・悔い域内の十数万ヘクタールの田畑に灌漑用水が流れるようになっている。

 全国至る所に切り開かれた自然流式水路の長さは合わせて数千里に達する。

 現在、黄海南道でカンリョン、ウンジン、チョンダン地区の協同農場とリョンメ島干拓地に水を保障するための大規模な自然流式水路建設が活発に執り行われ ている。この水路が完成すると、国の穀物生産に大きく役割を果たしている黄海穀倉地帯に自然流式水路が基本的に完成する。道、市、郡でも該当地域の実情に 合わせて中小きびの自然流式灌漑体系を形成するための事業が活発に行われている。


朝鮮に対する理解 経済編一覧