鮮に対する理解 <経済編>

28.レアアース埋蔵量はどの程度あるか

朝鮮に対する理解 経済編| 2016年06月12日(日)

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 朝鮮には先端技術手段をつくるために必要な材料として使われるレアメタルの埋蔵量が豊富だ。現在わかっている全埋蔵量は、含有量として数千万トンになる。

 レアメタル資源は朝鮮の平安北道と江原道、黄海南道地域に分布している。なかでもフッ素炭酸セリウム鉱が重要鉱石鉱物とされている鉱床と、リンキュセリ ウム鉱とレアメタルリン灰石が重要鉱石鉱物ととなっている鉱床、モナザイトとイルメナイト(チタン鉄鉱)がともにあり、ジルコニウムが伴っている鉱床をは じめ、十数カ所の鉱床がある。リンキュセリウムが産業的鉱物であり、ここに十数種類のレアメタル鉱物が入っているチョンジュ鉱床だけ見ても、レアメタル類 の含有量が千数百万トンになる。

 含有量として1億5000万〜1億6000万トンと推算される世界レアメタル埋蔵量において、朝鮮のレアメタル埋蔵量は際立っている。


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