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「模範技術革新単位」の称号が北朝鮮の科学技術の核心に

ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2023年06月03日(土)

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 朝鮮の経済部門では、5カ年計画の遂行を科学技術によって成果を得るための技術革新運動が活発に行われている。朝鮮科学技術総連盟中央委員会副委員長のチャ・マンベク氏に話を聞いた。

 2022年、410ほどの単位が「模範技術革新単位」の称号を獲得した。2015年1月に約90の単位が最初の模範技術革新単位の称号を授与されたが、現在まで、全国で2030にまでこうした単位が増えた。

 2022年、模範技術革新単位の称号を獲得した単位のうち、平壌紡績機械工場、元山栄誉軍人樹脂日用品工場、平壌金属建材工場は模範技術革新単位の称号を授与された。

 平壌紡績機械工場では、科学技術力を高めるための闘争を力強く展開し、燃焼模型による鋳造工程を新たに確立し、紡績機械生産に必要な接着剤を自力で解決した。そして、さまざまな技術単位との協力を強化し、金華郡の地方工業工場に必要なさまざまな設備を製作して送った。

 元山栄誉軍人樹脂日用品工場では、廃棄ネギを出発原料とする生産工程を全面的に改造し、押出機と周波数変換器を利用したゴムローラ式引抜機を自前で製作・設置し、無駄に捨てられたネギから良質な樹脂製品を生産している。一方、射出機に自動温度調節装置を設置し、多くの電気を節約し、原価を下げ、生産性をさらに高めている。

 金属、化学など人民経済の核をなす基幹産業部門の約90単位と、人民生活の向上に直結する軽工業部門の約60の単位が模範技術革新単位の称号を獲得した。

 千里馬製鋼連合企業所の補修職場と楽浪銀河皮革服工場では、独自の技術開発力を強化し、知恵と技術に頼って当面の課題を解決するための技術革新目標と計画遂行を行おうとしている。

 塩州青年干拓地農場の第6作業班、高山果樹総合農場直属第8作業班など農業部門の190ほどの単位も、農業生産と経営活動の科学化、現代化レベルを高め、模範技術革新単位の栄誉を得た。

 2022年12月に模範技術革新単位の称号を授与された平壌金属建材工場鏡総合作業班は、松花通りをはじめ新しく建てられた住宅にさまざまな形の鏡を生産・供給した。その過程で、ガラス洗浄機やガラス塗布機、各種鏡研磨機など設備の効率向上に寄与する技術革新案と修理整備用器具が創意的に導入された。

 真空ポンプ油を節約できる再資源化技術工程と、鏡の腐敗現象防止に利用できるパラフィン塗布工程の確立、ガラス洗浄工程に新しい検査装置の製作導入など、製品の品質向上と設備の正常運営に貢献する技術革新成果が数十件導入された。この過程で数十人の従業員が多技大工、高級技能工となり、工場の技術力強化に前進をもたらした。



  • 白頭山建築研究院の設計士

  • 新義州化粧品工場の研究員

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