ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2023年04月02日(日)
国土の面貌を一新するための事業が、全国的に力強く行われてる。国土環境保護省のキム・ジョンチョル責任部員から話を聞いた。
――2022年、国土環境保護部門で得られた成果を総合的に話してほしい。
党と国家の政策にしたがって、国土の様子を一新するための力強い事業を行い、多くの成果を得た。各種の母木容器や機材などを生産し、重機械の稼働率を高め、道路技術の向上を積極的に推進した結果、全国の道路の安全面、文化面的質をさらに高めている。山林造成計画は超過達成し、2022年1年間で330ほどの単位が社会主義愛国林称号を受けた。
高い正確度を保障する山林資源操作分析システムを開発し、山林資源調査を季節ごと、目的ごとに科学化できる土台を構築した。道路補修管理への国家的事業体系が立案され、全国規模で道路の実態調査が行われており、高速道、観光道路、主要道路の舗装、橋梁建設・補修、道路技術リニューアル工事を完工した。
平安北道で山林復旧展望目標、段階別計画を立案してこれを推進し、50ほどの単位が、また咸鏡北道でも20ほどの単位が社会主義愛国林称号を授与された。開城市や黄海北道、羅先市、汶川市英雄汶川技術高級中学校をはじめとする各地の多くの単位と学校において、山林担当区域管理と山林造成に愛国献身の勢いで行っている。
2022年には金正恩総書記の労作『社会主義強盛国家建設の要求に合わせ国土管理事業で革命的転換をもたらすことについて』が発表されてから10年となる年だった。金総書記の労作で提示された課業を貫徹するためのこの10年間の事業成果を多くの討論会や発表会で全般的に総括し、新たな目標と課業も提示された。
全国国土環境保護部門の科学技術発表会(2022年)では、植物保護区の設定と保護価値評価をはじめ山林と大気、植物、原林、動物保護における研究成果と経験を交換・共有し、それを実践に移すための事業が進められている。
「社会主義強国建設と国土管理」をテーマに開催された2022年秋季国土環境保護部門美学討論会でも、山間にある金化郡で国土建設のモデルケースが創造されたことについて評価された。
――2023年にはどのような事業が行われるのか。
河川整備事業に継続して注力し、水害と水不足を防ぎ、道路建設と管理をきちんと行い、一日も早く社会主義文明国にふさわしい国土の面貌を一新しなければならない。緑色経済へ移行するための物質技術的土台を備え、国を立派な生態環境と景観を備えた世界先進国へと変貌させるための事業も行われている。
すべての国土建設の対象を朝鮮労働党時代を代表・省庁となるように斬新で独特な建築様式を創造・発展させ、国土建設に最上の質的レベルを保障すべきだ。当面は津波と台風被害を防ぐための海岸防潮堤、防波堤建設と防風林造成事業に注力し、国の土地と水産資源、生態環境を保護するための事業も本格的に推進している。