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北朝鮮のデジタル経済の進化を誇示するデジタル展覧会

ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2023年01月26日(木)

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 北朝鮮は、デジタル経済の発展に注力している。情報産業省情報化局のパク・ウォンソン処長に話を聞いた。

――2022年10月3日から31日まで、「全国情報化成果展覧会2022」がオンライン上で行われた。展覧会の開催は前2021年に続き2回目だが、今回のテーマと規模はどういうものだったか。

 「社会主義の全面的発展と情報化ブーム」という主題で行われた今回の展覧会には、400あまりの単位から出された1400件の情報化に関する成果と情報技術製品が出品された。

 260単位、1200件の成果が出品された昨年と比べると増加した。数字だけを見ても、われわれの情報産業、デジタル経済の発展性と各単位の情報化を深める熱意を感じられる。

――展覧会に出品された成果は具体的にどのようなものがあったか。

 人民経済の多くの部門工場、企業所から情報化実現の土台が構築されている。北倉地区青年炭鉱連合企業所で児童計量配合操縦システムが出品され、リャンチェクベアリング工場ではCNC錬磨作動フロー線加工操作システムが出品された。

 実際の現場の生産と経営活動の情報化の柱となっている成果が基本的に多かった。

 農作物生育予防プログラムや農業科学技術普及ホームページをはじめ、国の農業生産と農作物増産に貢献する成果物も出品され、農業生産の安全・継続的成長を行える担保が科学技術にあることを確信できるようなものだ。

 各市、郡の情報化現況を推し量ることができる平壌市楽浪区域、順天市、文徳郡をはじめとする多くの市や郡の成果も関心を惹いていた。

 教育情報化ととも、われわれ式の「赤い星」OS、IoT技術、AI、クラウド掲載技術などでも参加者の人気を集めていた。

 金日成総合大学先端技術開発院情報技術研究所からはソフトウェア生産管理総合システム、顔生体情報認識システムなどを、金策工業総合大学情報技術研究所からは経済のデジタル化実現、操作システム保安と関連したプログラムが出品された。

 電子決済システム、統合情報システム、運輸手段支援システムを出品したサムフン経済情報技術社、今日先端技術交流社など優秀な多くの情報産業単位が参加し、情報産業の新たな発展性を誇示した。



  • 全国情報化成果展覧会2022のメイン画面

  • 平壌教育大学のパネル

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