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食料工業の質の向上を図る北朝鮮

ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2022年09月04日(日)

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 北朝鮮の食料工業部門の工場や企業で、それぞれの単位を代表する質のよい製品開発・生産に注力している。平壌穀産工場のキム・ジュンモ職場長から話を聞いた。

――この工場では製品の質を高めるためにどのような努力を傾けているか。

 われわれの工場では現実的な要求に合わせて規格化作業を柔軟に進め、たった一つの製品であっても人民から好評価を受けられる製品の開発し生産するようにしている。

 そのために、全般的な技術技能水準の向上を重視している。製造現場の人材を育てるための方法を探し、この数年間あらゆる方面から現場技師、製造人材を発掘・育成してきた。

 向上では彼らが製品生産の世界的発展の流れを知っており、新製品の開発と技術更新においても主導的な役割を行えるようにしている。技術者や製造人材の事業条件と生活条件をきちんと保証し、設備の現代化と新製品開発に大きな役割を果たしている。

――食糧工業部門における他の工場や企業でも、品質向上で成果を上げているのか。

 現在、食糧工業部門の多くの工場で、科学技術における革新と発展を重要な事業として掲げている。各工場が死活をかけて注力している状況だ。製品デザインや設計、包装にいたるまで、生産の全工程を科学技術的な要求に合わせて推進し、生産工程の現代化に力を入れている。

 まず、科学技術発展計画からきちんと立案し、それを強く実践していくことが重要だ。最近、平壌小麦粉加工工場では乾燥酵母生産工程を改造し、小麦粉のタンパク質乾燥工程を確立した。国産のもので小麦粉の質的レベルを改善することはもちろん、どんな条件でも生産を正常化できるようにした。

 そして糖液生産工程のPH測定装置を導入し、菓子生産工程の節部補強など品質の向上において生じる重要な科学技術的課題を円満に解決した。その工場では品質向上で生じる問題を科学技術的に解決していくことを第一の目標として定め、強く推進しているという話だ。



  • 平壌穀産工場

  • 平壌穀産工場の品質検査室

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