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【火星17型】北朝鮮の次なる手は核実験か

ニュースリリース| 2022年03月26日(土)

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 北朝鮮が3月24日にICBMを発射し、次は核実験を行う可能性があるとの見方が広がっている。核実験とICBM発射はアメリカへの圧力を強めるカードであり、さらなる核実験を通じて圧力をさらに強めるという見方が出ている。

 北朝鮮は最近になって、咸鏡南道豊渓里の核実験場と平安北道寧辺の核団地、咸鏡北道東倉里の西海衛星発射場などで継続して施設の復旧と拡張などを行っている。

 北朝鮮は2018年5月に豊渓里の核実験場の2~4番坑道を爆破した。韓国軍関係者によれば、北朝鮮は最近この実験場内の比較的良好な状態と推定される3、4番坑道の入り口を再び構築するなど復旧の動きを見せている。1番坑道は最初の核実験の後、核汚染のため閉鎖され、2番坑道では2~6回目の核実験が実施され、3、4番坑道ではまだ核実験が実施されていない。

 核実験を再開すれば、3、4番坑道が使われる可能性が高い。3、4番坑道は4年前に爆破された時に入り口は破壊されたものの、内部は良好な状態であると米韓当局と専門家は推定している。北朝鮮が復旧作業を急げば、早ければ3~4カ月内に核実験を再開できるとみている。

 アメリカの戦略国際問題研究所(CSIS)のジョセフ・バミュデス先任研究院は3月12日に自由アジア放送(RFA)とのインタビューで、「もし入り口部分が破壊された程度であり、内部の損傷がひどくなければ、3~6カ月内であれば復旧は可能と思う」と明らかにしたことがある。(2022年3月25日ソウル新聞)


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