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「火星砲17」型発射に関する日本の反応

ニュースリリース| 2022年03月26日(土)

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【2022年3月24日防衛省発表】
・2022年3月24日14時33分ごろ発射され、約71分飛翔し、15時44分ごろ、北海道の渡島半島の西方約150キロメートルの日本海の排他的水域(EEZ)内に落下したものと推定。
・飛翔距離は約1100キロメートル、最高行動は6000キロメートル超。
・今回の発射は、2017年11月のICBM級弾道ミサイル「火星15」の発射時を超える。新型のICBM級弾道ミサイルと考えられる。

【2022年3月24日午後・官房長官会見】
 一連の北朝鮮の行動は、我が国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものです。国際社会がロシアによるウクライナ侵略に対応している中にあっても、国際社会に対する挑発を一方的にエスカレートさせるような発射を強行しており、重ねて、断じて容認できません。関連する安保理決議に違反し、国際社会に背を向ける行為にほかならず、強く非難します。北朝鮮に対して、大使館ルートを通じて厳重に抗議を行いました。

【2022年3月24日岸田文雄首相会見】
 先ほど、北朝鮮が、新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)と思われる弾道ミサイルを発射し、我が国の領海に近いEEZ(排他的経済水域)内に落下いたしました。許せない暴挙であり断固として非難いたします。

  北朝鮮は、本年に入ってから、新型ICBMを含め、高い頻度で弾道ミサイルの発射を繰り返しています。一連の北朝鮮の行動は、我が国そして地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認することはできません。今回の弾道ミサイルの発射も関連する安保理決議に違反するものであり強く非難をいたします。既に北朝鮮に対しては抗議を行っております。引き続き米国等とも緊密に連携しながら情報収集、そして警戒監視に全力を挙げ、我が国の平和と安全の確保に万全を期してまいります。
 (このタイミングでの発射について)北朝鮮の意図は私から申し上げる立場にはありませんが、国際社会が平和と安定において、大きな議論を行っている最中でのこうした北朝鮮の暴挙は容認することはできない、これは当然であると思っています。
 (北朝鮮の弾道ミサイルの脅威について)これは従来から申し上げているように、ミサイル技術は日々改良され、そして進歩しているということは感じております。改めて我が国の国民の命を守るためにはどうあるべきなのか、政治の立場から真剣に考え続けていかなければならない、こうした思いは強く持っております。


 


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