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北朝鮮・開発創造型の人材育成が2022年の目標

ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2022年03月02日(水)

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 朝鮮労働党中央委員会第8期第4回総会では、国を先進教育国へ建設するための新年目標が提起された。教育委員会のチョン・グムジン副局長に話を聞いた。

――総会で提示された教育部門の課業は何か。

 われわれの教育を未来にすべて託せる最も優れた教育、理想的な教育へ発展させ、すべての学生を真の革命人材、有能な創造型の人材、社会主義後備隊として育てることを、新世紀の教育革命の基本目的として掲げることが強調された。国の全般的な教育水準を1段階引き上げるため、秀才教育システムをより強化し、経済と国防など多くの部門の主要人材、リードできる人材となれる優秀な科学技術人材を大々的に育成し、地方と農村の教員を質・量的に強化し、教育条件と環境を現代的に改変するための事業を迫力を持って推進すべきだと指摘した。

――国家経済発展5カ年計画の初年度には、どのような成果が得られたか。

 
金正恩総書記は第8回党大会と党中央委員会第8期第2回、第3回総会と最高人民会議第14期第5回会議で提示されたわが国を先進教育国へ建設するための課業を高く受け止め、多くの成果を得た。社会主義建設を力強く推進できる開発創造型の人材、実践型の人材をより多く育てることに注力した。金日成総合大学で教育と科学研究を密接に融合させ、創造型人材の育成と先端科学理論、技術創造を基本とする大学へ発展させることを、一流大学建設において重要な課業とした。

 金策工業総合大学でも学科を統合・整理し、先端科学技術部門の学部、学科を新たに設立し、教育と科学研究、生産の一体化がより高いレベルで実現された研究型大学建設のために、すべての学部を研究型学術単位へ転換した。 大学のすべての教室と実験室、事務室、寄宿舎を網羅するコンピュータ資料通信網を完成させ、数十の総合講義室とともに総合教育管理室、物理実験室、総合実験教育館を新たに設立した。先端分野、重要部門の人材を養成する大学、学部、学科を創設し、科学の総合的発展の流れと国の社会経済発展の要求に合わせ、新たな分野を開拓し、その部門の人材を育てるようにした。

 金日成総合大学に生物工学科、理科大学に操縦科学化、ハン・ドクス平壌軽工業大学にAI学科、平壌出版印刷大学に品質情報工学科を設立し居偉躯を始めた。このほかにも、金日成総合大学、平壌建築大学、平壌機械大学、平壌出版印刷大学に通年課程を置けるための対策を立てている。

 読書、作文、日記を正常化するように大同江区域のチョンリュ小学校、船橋区域の船橋初級中学校で着想力、発表力を育てるための新たな教育方法をつくった。学校で多様な学科目のクラスを広範囲に組織し、新たな科学教育・教養方法を導入した。

 外国語と該当する科目の教授内容を結合した教授方法、案内授業型の外国語教授法など新たな教育方法を導入し、学校に情報化された外国語学習ホールを実状に合わせて設置し、各種施設を外国語で表記するなど外国語学習の環境を整えるようにした。その結果、多国語を話す大学生を育てることができた。

 一方、平常時の成績と発表能力、作文能力などもともに評価し、学習への熱意と応用能力を最大限高める方向出実力を評価する制度を改善するための試験も適用している。

――2022年にはどのような事業が計画されているか。

 
党中央委員会第8期第4回総会の決定を高く受け止め、政治思想教育に注力しながら、社会主義建設を力強く行える開発創造型の人材、実践型の人材をより多く育てようとしている。教育の直接的担当者である教員の力量をきちんと育て、教育者としての資質と能力を向上させるための事業を進めようとしている。教育の質を高めることができるように教育内容とシステム、方法を改善するための事業をより進め、教育条件と環境を一心させるための事業を止めることなく、迅速に推進していく。

 一方、内閣と教育委員会、道人民委員会と大学など、該当単位で教育と科学研究、生産の一体化を実現させるための事業を計画的に、スピードを持って推進し、教育指導機関の役割を不断に高めようとしている。



  • 実践的教育を実験中の平壌教育大学の学生たち。

  • チョ・グムジン副局長

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