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北朝鮮「主体鉄」の生産技術の改善を推進

ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2021年11月20日(土)

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 金属工業部門の工場や企業所では、「主体鉄」生産システムを技術的に完成させるための闘争により拍車を掛けている。2021年10月26日、金属工業省のキム・ドンソン(49)副局長に話を聞いた。
 

――金属工業部門の生産状況はどうなっているか。
 

 主要製鉄所、製鋼所などの生産工程を現在の実状に合わせて、先進的な技術で改造する事業に本腰を入れている。最近、黄海製鉄連合企業所で省エネ型の酸素熱法溶鉱炉の建設に注力しており、最近では100トンの電気炉の補修工事が10日間で完成させた。また、通常であれば3カ月はかかるとされる酸素熱法溶鉱炉の補修工事が50日間で終えるという成果を得た。
 

 金策製鉄連合企業所でも生産工程の技術改善を行い、生産性の工場に勤めている。
 

――鉄鉱石の生産を行う企業所ではどうか。
 

 茂山鉱山連合企業所の露天掘鉱山では、採掘方法を革新させ効率的な発破方法を取り入れながら鉄鉱石生産量を増やしている。運搬面では大型トラックの実稼働率を高め、大型円錐型破砕機と選鉱設備のフル稼働ができるようにしており、第3四半期の生産計画を103.2%で遂行できた。
 

 プリョン合金鉄工場でも設備更新と整備初秋に注力し、電気炉の補修と電極交換、融解時間を短縮し生産量を高めている。
 

――2021年は平壌市で1万世帯住宅建設、テピョン地区住宅建設など全国的に住宅建設が拡大されているが、鉄鋼材の需要にどのように対処しているか。
 

 千里馬製鋼連合企業所で生産体制を改革し、融解時間を短縮して鋼鉄生産でも実績を上げている。清津製鋼所、プリョン合金鉄工場、茂山鉱山連合企業所でも現在の生産設備を強化し、設備稼働率を高めながら生産量を上げ、1万世帯住宅建設場など主要供給先に必要な製品を円満に供給している。
 

 千里馬製鋼連合企業所ポサン製鉄所の従業員は、石炭を極力節約でき、かつ多くの酸化鉄を生産できるようにしている。
 

――省内ではどのような事業が組織されているか。
 

 党大会と主要会議の決定に従い、該当単位の事業計画を掌握・推進する指揮部を組織し、幹部らを工場や企業所に派遣して現在の生産と主体化対象を勘案して積極的に推進している。各地の製鉄、製鋼所で省エネ型の酸素熱法溶鉱炉を建設し、圧延鋼材生産のための基礎を補強する事業が積極的に行われている。

 新たな5カ年計画の初年度である2021年、目標達成に注力することを全国の勤労者にアピールし、黄海製鉄連合企業所の従業員が生産能力拡大のための膨大な工事を行っており、鉄鋼材生産に革新的な業績を上げている。



  • 満浦精錬所

  • キム・ドンソン副局長

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