NEWS HEADLINES

乳製品を子どもたちにより多く供給するための競争が開始

ニュースリリース|北朝鮮 Live!|トピックス| 2021年09月26日(日)

Facebook

 全国の子どもたちに乳製品など栄養食品を正常に生産・供給するための社会主義競争が始まった。朝鮮農業勤労者同盟中央委員会のファン・ヨンチョル部員に話を聞いた。

――乳牛と山羊の頭数を増やし、より多くの乳製品を生産するための社会主義競争が始まったという報道があった。具体的にどのような内容か。

 今回行われている競争は、味もよく栄養価も高い乳製品を多く生産して子どもたちに食べてもらおうとする党と国家の意図を受け止め、乳牛と山羊の頭数を大々的に増やし、乳の生産と供給計画を超えて遂行できるようにすることを目的としている。2021年8月19日に、社会主義競争の要綱が発表された。

――競争を組織するためにどのような事業が行われているのか。

 競争に参加した全国の単位から速報やグラフなど宣伝扇動の力利用と手段を生産の現場に集中して配置し、労働に実績を残した「革新者」を広く紹介・宣伝するようにしている。乳性産の物質技術的土台をしっかりと備えた事業にとくに注力している。

 乳製品生産にも、そのタネが基本だ。優良な品種の乳牛と山羊をより増やし、科学的な飼養管理方法を生み出し、獣医による防疫事業を強化してしっかりとした飼養の確保のための対策を徹底させている。

――競争に参加した農業勤労者同盟傘下の組織からの熱意は感じられるか。

 各級の農業勤労者同盟の組織で、牧場や協同農場の畜産業班の乳牛や山羊小屋を復旧、あるいは新設し、乳牛と山羊飼育をきちんとできるような土台を構築するために、段階別の目標を立てて推進している。生活力が強く、出産率が高い乳の生産量が多い優良品種の主氏を導入し、飼養管理を科学技術的に行って乳生産を増やそうとしている。乳牛などに適した牧場地を探し、乳牛と山羊の飼料を確保する事業とともに、入加工設備の現代化事業も展開している。

――競争の期間はいつまでか。

 
2021年12月まで行う。道同士で、あるいは牧場、山羊飼育場、畜産専門協同農場の間で、畜産作業班、肥育分組、世代間などで競争が繰り広げられている。




ニュースヘッドライン