ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2021年08月07日(土)
北朝鮮で養殖の科学化、集約化を積極的に推進している。水産省のシン・グァンソプ副局長と話を聞いた。
――各地で養殖を大々的に行い、人民の食生活向上に貢献しているという報道がよく見られる。
朝鮮労働党第8回党大会と党中央委員会第8期第2回、同第3回総会では、水産分野で養殖を積極的に行い、より多くの水産物が人民に届けることを強調された。養殖をきちんと行うことにおいて、養殖の科学化・集約化のレベルを高めることが重要だ。そうすることで養殖の規模や労力、投資をより効率的にすることで水産物の生産を高めることができ、またそのレベルを高めることを重要に考え実行しなければならない。
そうしてこそ、全国各地の養殖基地で水産物の生産量を増やし、人民への供給も増やすことができるため。
専門的な養殖単位はもちろん、すべての部門といい気に幹部と勤労者が魚を育てることができる条件を最大限に利用し、養殖を活発に行っている。同時に、その科学化、集約化を不断に高めている。
――養殖で成果を上げている単位を紹介してほしい。
サムチョンナマズ工場では1立方メートル当たりのナマズ数を規定し、科学的な配合飼料を作成して生育数を増やし、飼育管理方法を更新している。一度利用した水を回収して再利用することで、ナマズ飼育により有利な条件を作り出している。
リンサンナマズ工場をはじめ多くの他院で、動物性タンパク質飼料棲息場を設置し、水産物生育と種子の管理に使われるタンパク質飼料を確保している。
ピョンチョンソウギョ事業所、ウンハソウギョ事業所などでは、タンパク質性の栽培準備をきちんと行い、ウンサンナマズ工場をはじめ多くの単位では微生物発生場を設置し、その管理をきちんとおこなって飼料の問題を解決している。
―養殖の科学化、集約化のレベルを高めるために、科学技術が果たす役割が大きい。
そうだ。国家科学院微生物研究所で高効能飼料添加剤の研究開発に成果を得ており、水産研究院中央養殖研究所では水産物の生産性を高める技術を実際に導入するための事業を積極的に推進している。