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科学技術人材育成に注力、新学科を大学に新設

ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2021年07月10日(土)

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 韓徳銖平壌軽工業大学に新たに、基礎・先端科学技術学科が新設された。同大学教授指導課のパク・ミョンホ課長に話を聞いた。

――今回新設された学科の名称と目標は何か。

 
今回、基礎科学部をはじめいくつかの学部に5つの基礎・先端科学技術学科を新設した。新設学科では、軽工業部門の基礎科学技術の発展、人工知能技術導入のような先端科学技術の発展を推進する人材と軽工業関連工場長、企業所の生態環境保護事業を科学技術的に管理できる人材を育てようというのが目標だ。

――各学科の養成目標は具体的に何か。

 
応用数学科の養成目標は、確率統計と数理運営学の原理と理論、方法を発見し、理論的に体系化して軽工業部門の科学技術発展と管理運営を科学化するための数学的モデル化をすること。また、情報技術を効率的に利用できる深度のある専門知識と多方面的な知識、創造的な応用能力を持つ応用数学部門の多彩な開発創造型人材、学術型人材を養成することだ。

 応用化学科では、精密化学部門の新たな工学的原理を発見して科学理論的に体系化し、軽工業部門に必要な精密化学製品を開発すること。新たな合成方法に基づく現代的な生産工程の設計、装置製作・管理運営できる専門知識と隣接部門の多方面的な知識を持つ人材を養成することを目標としている。

 生物工学科では、先端生物産業製品の開発と生産工程の立案・設計・実行・運営できる専門知識を兼ね備えた人材を養成すること。また環境工学科では、軽工業工場や企業所の環境汚染の防止・管理する際に生じる科学技術的問題を解決できる環境工学部門の人材を育てることを目標としている。

 人工知能学科の目標は、人工知能部門の新たな科学的原理を発見し、理論的に体系化し、世界的な競争力を持つ人工知能製品の開発と、生産工程確立において生じる科学技術的問題を解決できる創造型の人材を養成する。

――新学科ではいつから講義が始まるのか。

 大学ではすでに、新学科に限って世界的な教育発展の流れに合う必要な科目を選択、課程案の作成、教材執筆事業などの準備作業を終えている。そして、学生選抜レベルと基準を正しく定め、教育条件を用意するための事業を進めている。

 基礎・先端科学技術学科では、2021年9月から講義を始める予定だ。大学に基礎・先端科学技術学科が新設されたことで、国家的な軽工業発展をになっていく優秀な人材をより多くより立派に育てる一つの地盤を用意したことになる。
 




  • パク・ミョンホ課長

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