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機械工業の基礎固め・発展で経済発展を狙う北朝鮮

ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2021年04月25日(日)

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 朝鮮の機械工業部門が全般的にな経済を主導し、牽引するようにするための実践的要求を実現するために注力している。機械工業省のキム・ヒョクチョル局長に話を聞いた。

――2021年1月に行われた朝鮮労働党第8回大会で、機械工業部門に提示された課業とそれに対する方向性は何か。

 
第8回党大会では、新たな5カ年計画期間に国の機械工業の土台をしっかりとした工業へとつくり、開発創造型の工業へと方向転換するための課業が対峙された。

 機械工業省の政務員らは、第8回党大会ととくに党中央委員会第8期第2回全員会議(総会)の基本思想や基本思想に合わせて、責任制と創発性、積極性と大胆さを発揮し、機械工業発展をリードすべきだという自覚を改めて肝に銘じた。

 この5年間、機械工業部門の政務員らが体得したことは、まさに自力更生だけが生きる道だという真理だった。自らの力を信じて万難を排して立ち上がるべきだという信念を持って、科学技術における新たな革新、大胆な創造、普段な前進を行わなければならないということを肝に銘じて奮発している。

――新たな5カ年計画を実行していくために、どのような計画を立て、その計画どのように実行しているか。

 
機械工業を基礎がしっかりした工業へとつくるため、機械設計における力量を強化し、その役割を高め、これまでの機械設備の設計を更新するための事業に注力している。全般的な素材工程と熱処理工程を整備・補強し、工具を革新し、機械要素を現在の実状と機械工業発展の世界的流れに合わせて、開発生産することをカギと定め、機械工業の基礎を固めるための計画立案を深化させようとしている。

 ここに機械設計力量の強化にまずは注力している。設計士らの力を強化し、彼らの実力を高めるための事業を力強く推進しており、彼らに対するリモート講義と再教育を組織的に進めている。機械設計部門に対する総合的な資料基地を構築し、国家のネットワークを通じて閲覧・普及できるようにするためのシステムを確立するための計画を立案した。

 いま錦城(クムソン)トラクター工場と勝利自動車総合企業所をはじめとする工場や企業所の現代化を行う為の事業も、積極的に推進している。新型のトラクターと貨物自動車など各種の輪転機材と新たな機械製品の開発事業に注力している。

 楽園機械総合企業所を企業工業部門のモデル工場、標準的工場として整備士、大安重機械連合企業所と龍城機械連合企業所の現代化を積極的に推進するための実務的対策も講じられている。

 平壌ジュンチャク工具開発会社と平壌研磨石工場の現代化を推進し、生産能力の拡大と新たな工具の開発生産、特殊ベアリング、油性歯車など先進的な機械要素の開発も積極的に行っている。

 党大会ではまた、採取設備の油圧化、現代化の推進と筒型の総合採炭機など大型採炭設備の生産工程を完備し、革新的な電子要素の国産かを基本都市、測定設備、電気創作器具、自動化装置、家庭用電気製品を開発・生産するための段階別、年次別目標も具体的に提示されているのはもちろん、工作機械とトラクター、貨物自動車、建設機械、採炭設備、ポンプなど機械工業部門に与えられた指標別生産課題は少なくはない。

 客観的条件も不利だが、自力更生の精神と科学技術を生命戦として掲げれば、占領できない目標はありえないと考えている。政務員らと各地の労働階級は機械工業を基礎がしっかりとした工業へとつくり、現代的で能率的な機械製品を積極的に開発・生産する熱意にあふれている。
 




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