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　北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長が、同党総書記へ推戴された。朝鮮中央通信は1月11日、前日に開催された東大8回大会6日目の会議内容を伝え、「党第8回大会は、金正恩同志を朝鮮労働党総書記へ高く推戴することを決定する」と報道した。

　同通信は「朝鮮労働党総書記選挙に関する提議を李日煥（リ・イルファン、中央委員会副委員長、宣伝扇動部長）代表が行った。全党と人民全体の総意を集め、金正恩同志を朝鮮労働党総書記へ高く推戴することを本会議の前で丁重に提議した」と明らかにした。続いて「全代表者は激動する心を禁じ得ず、場内を震撼する熱狂的な拍手で全面的に支持、賛同を示した」と伝えている。

　同通信は「現在の最も傑出した政治指導者である敬愛する金正恩同志を朝鮮労働党総書記へ高く推したいするのは、わが党と人民が受け取る幸運中の幸運であり、これ以上ない大慶事」とし、「われわれ式の社会主義勝利の決定的担保を用意し、さんさんたる前途を約束する巨大な政治的事変」と強調した。

　北朝鮮は1月9日、党規約を改正して既存の党委員長体制を書記体制へ5年ぶりに復帰した。
（韓国「中央日報」2021年1月11日）