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バイデン氏が行った北朝鮮に対するこれまでの発言

ニュースリリース| 2020年11月08日(日)

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2001年3月7日 「会談は価値がないこともありうるが、それでもしてみなければならない」

 2000年11月に米民主党は大統領選に敗北。2000年6月に初の南北首脳会談が行われた。2000年10月23日に、当時の米国務長官のオルブライト氏が訪朝した。「窓の外にあるものが価値のあるものかどうかわからなければ、その場に行ってみるべきだ」と述べた。

 バイデン氏は当時、金正日総書記が「サダム・フセインのような魅力を持っている。問題は北朝鮮が平和のために野z増井同伴者かそうでないかではなく、われわれが北朝鮮の脅威をどのように管理するかが問題だ」。

2003年9月9日、「イラクと比べ、脅威の度合いはより大きい」

 2002年12月22日、北朝鮮がIAEAによる国際査察団がプルトニウム濃縮料を監視するために使用する装備を取り除き、査察官を追放した。「これはサダム・フセインより米国の利益に即刻、脅威となる」とフォックス・ニュースとのインタビューで答えている。バイデンは大統領の政策が足りないとし「北朝鮮が依然としてイラクと比べてより大きな脅威」と述べた。2003年3月にイラク戦争が開戦している。

2005年6月14日 「北朝鮮が核物質を米国の敵対勢力に売り渡している。次の911は核テロになる」

 6者協議開催中。2005年7月に1年ぶり、4回目となる協議が再開される前の発言。当時のブッシュ大統領が恥ずかしい選択を続けているために、北朝鮮が各能力を高めるようになった、と批判した。さらに北朝鮮が資金難に直面しており、米国の敵対勢力に核物質を私、第2の911核テロを招きうると述べている。また、「ブッシュ大統領が制裁の緩和や経済支援、国交正常化などを代価としており、これにより北朝鮮との皮革か交渉を主張する側と政権転覆を主張する側との対立を解決できていない」と指摘している。

2007年2月13日 「未来に戻らせるようになる」

 2007年2月13日、第5回6者協議で「共同文書」が採択。

  1. 北朝鮮が60日以内に寧辺の核関連施設(再処理施設を含む)の停止(shut down)および封印(seal)を行い、IAEAによる監視を受け入れる。(初期段階措置)
  2. 北朝鮮は放棄の対象となる核開発計画(使用済み燃料棒から抽出されたプルトニウムを含む)の一覧表について、他の五者と協議する。
  3. 他の五か国は見返りの緊急エネルギー支援として重油5万トンを支援する。北朝鮮が施設を無力化(disablement)することで、95万トンの重油に相当する規模を限度とする経済・エネルギー・人道支援を行う。
  4. 米国と北朝鮮は国交正常化のための協議を始めると共に、米国は北朝鮮のテロ支援国家指定の解除や対敵通商法の適用終了の作業を進める。
  5. 日本と北朝鮮は国交正常化のための協議を始める。
  6. 「朝鮮半島の非核化(議長:中国)」「経済・エネルギー支援(議長:韓国)」「日朝関係正常化(議長:日本・北朝鮮)」「米朝関係正常化(議長国:米国・北朝鮮)」「北東アジアの安保協力(議長国:ロシア)」の5つの作業部会を設置する。
  7. 初期段階の措置が実施された後、六者による外相級閣僚会議を行う。
 この共同文書採択は、すでに1994年にクリントン政権で北朝鮮と合意した時に「戻すことになる」という脈絡から出た発言だ。2009年1月に、バイデン氏は副大統領となると、同年5月25日に2回目の核実験を行った。

2013年7月19日 「こんな映画をみたことがある」

 2013年2月に3回目の核実験を行った北朝鮮が平和会談を提案した。これについてバイデン氏は「私の母親が行ったように、私はこの映画をみたことがある」と冗談を飛ばしている。

 バイデン氏は「われわれは準備が完了しているが、北朝鮮が本当の交渉に出てくる準備が完了しているべきだ。われわれは機器を作った後、補償を要求する北朝鮮の手法を容認できないだろう。われわれは彼らがいったん必要な空間や援助を得た後には、同じように挑発し、危険な行動に戻る、核開発を続けるという事実をすでにみた」と述べた。以降、「戦略的忍耐」となり、2016年1月と9月に北朝鮮は核実験を行う。

2019年5月18日 「独裁者と暴君」

 「トランプ大統領が金正恩のような独裁者、暴君を抱きかかえている」と糾弾した。

 トランプ大統領は2017年には「金正恩はロケットマン」と述べ、一方の金正恩委員長は「トランプは老いぼれ」と攻撃していたが、2018、19年に首脳会談を行い、「恋に落ちた」(トランプ)。

2020年2月6日 「金正恩氏と会う用意はある」

 ニューヨークタイムズ紙とのインタビューで「米大統領として金正恩委員長と会う用意はあるが、トランプのように虚栄心の多いプロジェクトは推進しない。非核化のための実際的な戦略の一環として会談を推進する」と述べた。

2020年10月22日 「トランプ政権したで北朝鮮がミサイル能力を向上させ手脅威が高まってしまった」

 大統領選最後の討論会で、バイデン氏はこう述べた。また、「悪党を仲間だと行っている」「核能力の引き下げに同意して、朝鮮半島を非核化地帯にしなければならない」とも述べている。





 


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