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火力による電力生産に拍車をかける北朝鮮(電力工業省に聞く)

ニュースリリース|北朝鮮 Live!|トピックス| 2020年03月26日(木)

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 最近の異常気象現象により、朝鮮では全国的平均の降水量が減っている。これは、水力による電力生産に障害となっている。電力工業省のホ・ホンスク責任部員にこの点について話を聞いた。

―降水量の減少が水力発電に障害となっていないか。

:今年に入ってから、降水量が大きく減少した。これは水力発電に大きな障害となっている。水力と火力による電力生産が基本となっているわが国の実情において、水力資源が減るということは電力生産にとって障害だと言わざるを得ない。

―電力問題の解決において、どのような問題が強調されているか。

:火力発電所が一所懸命に厳しい電力問題を解決しようとしている。

―農作業への準備をしなければならない時期であり、水が多く必要なのではないか。

ホ:そのため水を極力節約するようにしながら、火力による電力生産を最大限増やすことが現在の電力問題解決の最重要課題と考えている。いま、火力発電所で増産突撃戦に注力している。

―火力発電所の石炭需要を満たすことが至急の課題ではないか。

:いま火力発電所は石炭さえ多くあれば、電力をいくらでも増産できると言っている。炭鉱と鉄道運輸部門で増産、増量運搬がなされている。

―火力発電所の電力生産状況はどうなっているか。

:火力発電では発電効率を高めることが特に重要だ。発電所設備が本来持つ性能を回復させるための大衆的技術革新運動を繰り広げているが、ここで成果が期待できる。発電所の設備ごとにかかる大きな負荷を和らげるため、協同品生産を行う機械工業部門から必要な設備と付属品などを円満に生産できるように努力している。

―電力の効果的利用も重要ではないか。

:そのため、電力管理と分配を効率的に行えるように交差生産組織を置き、全国的にも、地域別にも、部門別にも行うようにしており、向上、企業所と生産工程別全力不可を合理的に調整するようになっている。
 一方、経済発展に貢献する重要性によって、電力供給を中断したり負荷を減らすという原則において、給電指揮を補償し、送配電線でも整理している。人民生活の管理単位、金属工場、セメント工場、肥料工場に電力を集中的に送っている。
 この単位から1ワットの電気でさえ節約し、電力消費基準を低めるための事業を協力に行うようにしている。地域的特性に合わせ、風力と太陽熱をはじめとするエネルギー源を積極的に開発・利用する事業を積極的に奨励するための対策も研究している。





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