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国連食糧農業機関、北朝鮮を食糧不足国家に再指定

ニュースリリース|トピックス| 2020年03月07日(土)

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 国連食糧農業機関(FAO)は、今年も北朝鮮を「食糧不足国家」として再指定した。FAOは3月5日に発表した2020年第1四半期「作況展望と食糧状況」という報告書で、北朝鮮を2018年、19年に続き、外部からの食糧支援が必要な44カ国のひとつとして分類した。

 44カ国のうち、アフリカの国歌が34カ国で最も多く、アジアは北朝鮮を含めて8カ国、ラテンアメリカとカリブ海諸国で2カ国が分類されている。

  報告書では、FAOが昨年4月に世界食糧計画(WFP)とともに緊急食糧安保評価を行った結果、北朝鮮住民の40%となる1010万人の食糧需給が不安定なものとして把握されたと記述されている。

 彼らはとても低い水準の食品消費と栄養不均衡に苦しんでおり、北朝鮮当局が輸入や国際社会の人道的支援で埋めるべき食糧不足分は、約158万5000トンに達すると指摘している。
(聯合ニュース、2020年3月6日)


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