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経済発展急ぐ北朝鮮「敗北主義は悪性腫瘍、個別利益を求めてはいけない」

ニュースリリース|トピックス| 2020年02月13日(木)

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 「正面突破」のネックは輸入病、無責任な本位主義と規定、内閣中心制強調の一環

 対北制裁の長期化と世界中での新種のコロナウイルス拡散という二重の悪材料に直面した北朝鮮が、敗北主義と無責任さなどを警戒し、内閣中心の「正面突破」を繰り返し主張している。

 朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は11日、「こんにちの正面突破戦において主な闘争対象」というタイトルの記事で、正面突破戦を推進する過程で「敵たちの策動より、さらに危険なことは他人に対する依存心と輸入病、敗北主義と懐疑主義、本位主義と特殊化、無能力と無責任」と規定した。

 中でも依存心と輸入病、敗北主義、会議種について「自力富強の大業実現に障害を与える悪性種のようだ」と書かれている。

 同紙は特に、経済部門で「自律的土台を整備補強し、国家経済の発展動力を回復するための事業は、当然の高さから円満に進展を見せられずにいる」と述べ、その原因が設備や資金、技術不足ではない「徹頭徹尾、遅れた思想観点にある」と指摘した。

 さらに「どんなことが起きても他人のほうを向き、輸入できなければ生産も建設もできないと考える現象。府へ不満を述べがらすわったままの現象が黙認されるのであれば、いつになっても経済全般を活性化できず、成長段階へ進めることができない」と警戒している。

 制裁で各種経済開発に必要な資源の輸入が不可能な状況であることを間接的に言及し、同時に自主的に難関を突破する方法を求めよと促したことになる。

 同紙は個別の事業単位の、いわゆる「本位主義」と「特殊化」を警戒し、「有機的統一」も強調した。「個別単位が国家の前で誓った業務に誠実でなければ、関連単位が動けなくなり、後に国家が弱体化する」とし、「国の全般的な利益を優先し、そこに自らの事業を徹底に志向・服従させれば、わが国家の総合的国力と莫大な発展の潜在力が最大限に発揮できる」と説明している。

 また「特殊化の帽子をかぶり、国家的利益は眼中になく、自分の単位の狭小な当面利益だけを追求すれば、国の全般的で正常な発展に重大な禍を与える」と警告した。これは今年、自力更生を土台とした経済発展を鮮明にした北朝鮮が、経済司令塔である内閣の統一的な指導に絶対服従することを連日強調していることの延長線上にあると考えられる。

 金正恩委員長も昨年末、党総会で内閣中心制・責任制の強化を注文している。北朝鮮が推進してきた5カ年経済発展戦略の最終年だが、米朝交渉の膠着状態が世界的な新種のコロナウイルスなど国内外の悪材料が重なり、展望が暗いものになるという厳重な認識が反映されたものだとの分析も出ている。
(聯合ニュース、2020年2月11日)


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