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金正恩政権の5年間を振り返る

北朝鮮 Live!| 2017年01月01日(日)

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 2011年12月30日、平壌では朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員と党中央委員会政治局委員、候補委員が参加するなか、朝鮮労働党中央委員会政治局会議が行われた。
 
 政治局会議では、金正日総書記の2011年10月8日遺勲にしたがって、朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長である敬愛する金正恩同志を朝鮮人民軍最高司令官へ高く推戴することを宣言した。また会議では、朝鮮労働党中央委員会政治局決定書「偉大なる領導者金正日同志の遺訓を受け止め、強盛国家建設において一大高揚を起こすことについて」も採択された。
 
 決定書では、先代の首領らの革命思想と業績を光り輝かせるものにし、社会主義強盛国家建設偉業を実現することについてと、敬愛する金正恩同志を唯一中心として政治思想強国の威力を発揚させることに対する問題、先軍思想、先軍革命路線の維持、社会主義経済強国建設、21世紀文明強国への転換などに言及された。
 
 それから5年という歳月が流れた。
 
 朝鮮民主主義人民共和国哲学学会委員で、金星(クムソン)政治大学講座長の洪太淵(ホン・テヨン)博士は、記者に対し次のように述べた。
 
−朝鮮労働党中央委員会政治局会議(2011年12月30日)以降、これまでの5年間の生活について。
 
ホン:この5年間、朝鮮は2011年12月30日に採択された政治局決定書において提示された課題をひとつひとつ着実に達成してきたと言える。
 5年間の朝鮮人民軍は強軍の尊厳を高め、朝鮮は政治思想強国、軍事強国の地位に堂々と上がるようになった。
 
 軍隊が強くなり、人民が一つになって一心団結の威力を発揮し、軍事力が高まったといった成果は、金正恩最高司令官の賢明なる領導から離れては考えることができない。
 
ー強軍の目標達成について。
 
ホン:世界どの国を問わず、自国の軍隊が強くなることを望んでおり、軍隊が強いからこそ国を守ることができるということは、最も初歩的な軍事認識の一つだ。朝鮮人民軍について言えば、党の唯一的領軍体系と革命的軍風がしっかりとしており、全軍が金正恩最高司令官を中心として一つの同志部隊となっている。また軍隊と人民が血縁の情で固く結ばれた思想意志的団結をなしており、これはその何をつかっても打ち破ることができない朝鮮人民の最強の力だと言える。朝鮮人民軍は偉大なる主体思想、先軍思想でしっかりと武装されており、自らの最高司令官を純潔な良心で従っている。高度に発展した軍事力が背景にあり、強軍となっている。
 
ー政治思想強国という目標の達成について。
 
ホン:政治思想強国の威力は、社会主義国家政治制度の優越性と高度性にその土台を置いている。社会主義国家政治制度をしっかりと発展させ、人民大衆の政治的自主性を徹底して保障し、社会の政治思想的統一を絶えず強化する時、政治思想強国の地位に昇ることができると言える。
 今日の朝鮮は、全社会が主体思想、先軍思想で一色化され、すべてが透徹な革命保衛精神と揺るぎないな社会主義守護精神を帯びており、偉大なる精神力を発揮し、雄大な変革の歴史を創造していく不敗の思想強国になった。一言で言えば、人民全体が首領を中心に一つとなってきた社会の一心団結を実現した。
 
ー国防力の発展について。
 
ホン:今日、朝鮮人民軍は国の自主権と尊厳を侵害するそのどのような帝国主義侵略勢力も一撃に撃滅消滅できるわれわれ式の現代的な攻撃手段と防御手段をすべて備えた、無敵必勝の革命武力へ強化された。代表的には、核兵器研究部門において3回の地下核実験と初の水素爆弾実験を成功裏に実施したことは、朝鮮を核保有国、さらには書く強国の戦列に堂々と加わった輝かしい成果を成し遂げた。これは、発展に先立ち奇跡だと言える。
 このような国防工業が純粋で自立的な国防工業によるものだということが、もう一つの成果だ。
 このほかにも、経済強国、文明強国建設でも驚異的な奇跡と成果が成し遂げられた。
 朝鮮人民軍と朝鮮人民は金正恩最高司令官の領導を受け止め、このような奇跡と成果を成し遂げたと堂々と主張している。
 



  • 2016年9月13日に平壌の金日成広場で、核弾頭爆発試験の成功を祝った。

  • 地球観測衛星「光明星4号」の発射場面。

  • ホン・テヨン博士

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