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【北朝鮮 Live!】「自彊力」を示す金正淑平壌製糸工場とは

ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2016年08月16日(火)

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  金正淑(キム・ジョンスク)平壌製糸工場が、2016年5月に開催された朝鮮労働党第7回大会で提示された「国家経済発展5カ年戦略」を遂行するための200日戦闘において、「自彊力第一主義」を高く掲げ、力強く前進している。
 
 第7回党大会を前にした「70日戦闘」期間中にも、この工場は人民経済計画を全国で最初に達成した栄誉を勝ち取った。抗日女性英雄である金正淑同志の足跡を残すこの工場が、「金正淑製糸工場」として命名されたのは2009年のことだ。面積9万3496平方メートルの同工場には、4つの繰り糸職場と準備職場、絹紡職場で構成されている。
 
 生産部技師長の松光鉄(ソン・グアンチョル、45)氏は、「われわれはこれまで外国の技術に依存していた繭蒸煮器をPLCによる自動温度操縦装置を自主的に製作・設置した経験に基づき、5カ年戦略期間中に工場のすべての繭蒸煮器に自動温度操縦装置を導入する予定だ。また、輸入に依存していた集緒機と自動操作機の糸案内機を自主的に生産して現場に導入し、必要な重要機械を完全に国産化した。われわれは共和国(北朝鮮)創建記念日である9.9節までに年間計画を完遂させ、現在遂行中の絹糸計画を2020年には今の2倍に引き上げる」と述べた。
 
 絹紡績部技師長兼絹紡績職場長である潤紀一(ユン・キイル、52)氏は「今回、わが工場では自彊力スローガンを高く掲げ、一部の国だけが持っている生理用タンポン成型器をわれわれの力と技術で生産した。タンポン成型器をわが工場の技術者と労働者、そして平壌機械総合大学の教員と研究師があらゆる智恵と力を合わせて作ったことは、自彊力の精神さえあればできないことはないということを実践的に見せたことになる。われわれは高性能の新型タンポン成型器をまた作ろうとしている」と言う。
 
 「革新者」として有名な繰り糸第3職場の繰り糸工である金正香(キム・ジョンヒャン、27)氏は、「わが工場の技術者が自分たちの力と技術で改造した機械で絹糸をつくるため、自分たちの実力には自信を持っている。私はすでに5月3日までに年間計画を完遂した。この勢いを続け、2018年までに私が決めた5カ年計画を必ず完遂する」と断言した。
 
 製糸工場だけではなく、朝鮮のすべての工場、企業所では現在、200日戦闘期間に「自彊力スローガン」とともにモデルとなる単位を創造し、計画を専攻して達成した単位をロールモデルとするための競争が力強く繰り広げられている。
 
 国家経済発展5カ年戦略が遂行される2020年、現在の北朝鮮経済がどのような姿を見せるか、高い関心が集まっている。



  • 金正淑平壌製糸工場

  • 自主制作したタンポン成型器

  • 「革新者」として技能が高い金正香さん

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