鮮に対する理解 <軍事編>

10.経済建設と国防建設の並進路線とは何か

朝鮮に対する理解 軍事編| 2016年07月09日(土)

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 1962年12月の朝鮮労働党中央委員会第4期第5回全員会議では、帝国主義侵略から革命の獲得物をしっかりと守護し、社会主義建設を成果的に実行するために、経済建設と国防建設を並進させることに対する路線を提示した。

 当時、米国はキューバ共和国を反対するカリブ海危機を起こし、ベトナムで戦争の炎を徐々に拡大しながら南朝鮮で侵略武力を継続して増強し、朝鮮民主主義 人民共和国を反対する戦争準備をさらに行っていた。これにより、朝鮮半島ではいつでも再び戦争が勃発するかもしれない一触即発の情勢になっていた。

 まさにこのような情勢の要求から、経済建設と国防建設の並進路線が提示されるようになった。経済建設と国防建設を並進させるということは、経済建設と国防建設のどちらも弱化させず、同じ比重で発展させるということを意味する。

 この路線は社会主義経済建設と国防建設の結合問題を国防重視の原則において解決した独創的な路線であり、自らの力で革命の獲得物を保衛する問題と社会主義建設を勝利的に前進させる問題を一度に解決できるようにした革命的な路線だった。


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