鮮に対する理解 <経済編>

76.海洋養殖をどのように進めているか

朝鮮に対する理解 経済編| 2016年06月12日(日)

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 朝鮮は浅い海と湾、干拓地が多いため、海洋での養殖に有利な天然地理的条件を持っている。昆布やワカメ、海苔、牡蠣、貽貝、ナマコをはじめ養殖対象も多い。

 朝鮮における養殖は、国の水産物生産に置いて大きな比重を占めている。

 日本海と黄海の海岸沿いに、多くの養殖基地が置かれている。ここでは毎年、菱類と貝類の混合養殖を中心に、養殖場の利用率を高めながら科学的な方法で養殖を行っている。

 2009年に国連食糧農業機関が発表した「世界水産養殖白書」によれば、朝鮮は世界6大海菱類の養殖国の一つとなっている。

 海産魚介類の養殖では水域の特性に合う養殖種を選定し、種の育成から稚魚育成を経て生産に至るまで人工的に育て、単位面積当たりの生産量を増やしている。

 朝鮮では海洋養殖場の面積を拡大し、養殖事業を高度に科学化・集約化するための事業を根気強く推進している。


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